東京SRブロック合同研修の講師を務めました。

東京SRブロック合同研修の講師を務めました。

東京SRについてご存知の方はあまりいらっしゃないかもしれません。「労働保険の保険料の徴収等に関する法律」を勉強すると,中小企業労働保険事務組合という団体がでてきます。要するに,労働保険の計算や申告をするのが面倒と思っている中小企業の経営者に代わって労働保険に関する事務を代行する組合のことです。

会員は,全員社会保険労務士の先生なので,50人ほどの社労士の先生方の前での講演になりました。今までの講演の中でも最大の参加者かもしれません。見かけによらず上り症の私もなんとかとちらず講演できたと思います。パワーポイントの設定を間違えたので,アニメーションを利用できなかったのは誤算でしたが,事前にパワーポイントの画面を資料として配布していたので,不自由はなかったと思われます。

テーマは,「契約の自由と労働法」で,憲法と民法と労働法の関係についてお話しました。今までも弁護士に依頼して講演をしてもらったそうですが,判例の解説とか細かい制度の解説が多く,あまり理論的なお話を聞いたことはなかったそうです。

講演後の懇親会で,多くの先生方に,お褒めの言葉をいただき,恐悦至極でした。別の団体でも是非講演してもらいたいとの申し出もあり,がんばって準備をした甲斐がありました。

「社会保険と憲法」という題名でも公演できる。という宣伝をするの忘れてしまったのが,心残りです。

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